内閣総理大臣賞最多受賞

野村花火工業株式会社

所在地: 茨城県水戸市新原1-3-37

明治8年創業。水戸市にある言わずと知れた茨城県の老舗花火会社である野村花火工業は、特に未踏の時代に「五重芯」を完成させたことで一躍有名になりました。社長の野村陽一氏は、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀で特集されるなど全国的に名の知れた有名花火師であり、その花火造りへのこだわりと情熱からなる名作の数々は他の追随を許しません。土浦や大曲の花火競技大会では数多くの内閣総理大臣賞などを受賞しています。丸く、美しく、綺麗に咲いて、綺麗に消える。これが野村花火の信念ともいえるでしょう。

「野村ブルー」と評される独特の青色は、その落ち着いた色合いが何とも言えない風情を醸し出すのが特徴です。野村花火工業は、次々と世に新作を出し日本の花火業界を牽引してきました。「光の花束」と題したパステル八方咲を2000年代に出品したのを皮切りに、今や花火業界のトレンドとなっている色変化を多用した「幻想イルミネーション」「光の波紋」「むすんでひらいて」「光の旋律」、八重芯に細かい八方咲を加えた「きらきら万華鏡」など野村ブルーを基調としつつも新しさを兼ね備えたグラデーション系新作花火の数々は、その繊細さと発色、玉全体のフォルムのどれをとっても「圧巻」の一言です。土浦の花火では「きらめく星の世界へ」「夜空の大運動会」「今宵はHANABIでパーティー」など、花火通なら誰でも知っている歴史に残る名スターマインを披露。

近年では音楽に花火をただリンクさせるだけにとどまらず、花火が開花してからの色変化や星の動きなども音楽に同期させるのが野村花火の真骨頂と言えるでしょう。「花火を見ているときは心の洗濯ができる」という社長のもと生み出される花火の数々。「役者と脚本、花火と演出力の両方があってこそ」と演出を手掛ける花火師のもとで繰り出される野村花火ワールドの数々に今後も目が離せません。
会社名 野村花火工業株式会社
所在地 茨城県水戸市新原1-3-37
公式HP https://nomurahanabi.jp/
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