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1899年(明治32年)秋田県大仙市神宮寺に創業し、120有余年の歴史を持つ花火メーカーです。夜空に文字や絵を描く「キャラクター花火」の発表は、花火大会に多くの歓声と笑顔をもたらし、内閣総理大臣賞や経済産業大臣賞を始めとする数々の賞が与えられています。 近年は、万華鏡のような"八方咲き"の美しさに心が躍るような花火や、透明感あふれるパステルカラーが、突き抜けるような爽やさを醸し出し、上品な色彩と華麗な造形美に息をのむ。その美しさを存分に活かし、空間デザインのセンスが抜群で、花火という枠を飛び越えた空間芸術へと誘う。 また、情景を大切にする創造花火や、音楽と調和するワイドスターマインは、そのエンターティメント性の域に留まらず、芸術の域を目指して、打ち揚げられています。 伝えるべき想いと、進化する技術、そして支えて下さる地域の方々やご覧 いただく観客の皆様の「幸福実感」に貢献すべく、安全に美しく邁進してまいります。
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明治18年7月創業。『花火のまち大曲』で製造・販売を行っています。多重芯物・時間差発光の技術に力を入れ、日本の花火の基礎ともいえる割物花火を更に探求することで、美しく高い技術の花火づくりを目指します。長い時間と労力を費やして完成した花火の輝きはほんの一瞬です。 創造玉の進化も著しく、独特な世界観を感じさせる作品を登場させ、第87回全国花火競技大会「大曲の花火」にて内閣総理大臣を受賞。 目に優しいパステルカラーを活かし、煌めき感を演出。花火玉の造形の良さをしっかりと魅せ、曲調・作品タイトルの雰囲気に見事にマッチさせ、秀麗な世界に仕立て上げる。 しかしながらご覧になる皆様はこの一瞬にひと夏のまたは、一生の思い出を作っていることだろうと思います。心に残り続ける感動の「一瞬」のため、社員一同花火作りに励んでいます。
昭和5年(1930年)、埼玉県秩父郡皆野町で創業。 火薬の原料となる硝石の製造が盛んだったことから花火作りの文化が根付く秩父地方で花火の製造・打ち揚げを続け来ている花火業界のひとつである。 また秩父地方は、大小を含め年間400もの祭礼や行事が行われていることから、信号雷や夜花火の打ち揚げの機会も多く、その担当を受け持つ件数も数多である。 日本三大曳山祭に数えられる「秩父夜祭」において花火を担当する業者のひとつでもある。 また、秩父市吉田の「龍勢祭」にて龍勢の製造を行う各流派が集う講習会での技術講習を担当する他、小鹿野町の倉尾神社の祭礼で行われる「長旗付き煙火」の製造・打ち揚げを担当するなど、秩父地方に伝わる煙火の文化の伝承を担う役割も果たしている。 代表作は「八重芯錦冠散花」であり、日本の花火の伝統技術である八重芯と、垂れ下がりが美しい錦冠へのこだわりを持っている。 この他にも2尺玉や昼花火に定評がある。 また盆の大きさも特徴であり、非常にダイナミックな大輪の花が、祭り囃子轟く秩父の祭りの夜空を華々しく彩っている。
所在地: 〒426-0084 静岡県 藤枝市 寺島 46
明治37年、静岡県志太郡高洲村にて池谷煙火店として創業。花火業界のパイオニアとして、常に一歩先を行く花火会社を目指すべく開発を行っている。古くは冠菊の開発から、近年ではパステルカラーの花火、そして時間差発光の花火など、常に新しい花火づくりに挑戦しています。 水色・ピンク色・オレンジ色といった中間色のパステルカラーはかつて再現不可能と言われていた中で、1998年に業界として初めてパステル カラーの花火を披露。その鮮やかな色彩はイケブンの代名詞と言っても過言ではないだろう。 また、近年花火業界での技術として多くの花火業者が取り入れている「時差発光」の星の開発にも注力しており、キレのある星の変化は、イケブンの時差発光玉の特徴である。演出面では、コンピューターによる点火プログラムを2000年頃より導入し、「デジタルスターマイン」という独自の技術により構成される花火ショーの演出力は国内でも屈指のレベルを誇る。 2015年の全国花火競技大会「大曲の花火」では、内閣総理大臣賞を受賞するなど、現代の日本の花火業界をリードするトップランナーの業者のひとつと言える。 さらに、今後のイケブンは環境に優しい花火づくりにも取り組みます。環境問題と向き合い、未来の子供たちにとっても、花火が美しいものであり続 けるために、煙を出さない花火、ゴミが少ない花火を研究しています。この活動が日本の花火だけでなく、世界の花火へと広がっていくよう願っています。今も、いままでも、そしてこれからも。伝統を大切にしながら、新しい挑戦をし続ける企業でありたいと思っています。イケブンはお客様の期待を超える、驚きと感動の花火をお届けいたします。
明治32年(1899年)創業。信州伊那谷の老舗として活躍を続ける花火製造、打上会社です。 その特徴は、二尺(20号)玉と大型のスターマインにあります。一般に花火玉は大きくなるほど整ったきれいな花火を製造することは難しくなりますが、二尺玉(直径約60cm)のサイズでデザイン性の高い均整な花火を制作しています。 また、大型のスターマインにも定評があり能代の花火(秋田県)や桑名水郷花火大会(三重県)、赤川花火大会(山形県)など全国各地で打ち上げられるプログラムではスケールの大きさを通じてその技術を感じることができます。 精巧にプログラムされた打上と高度にデザインされた二尺玉を組み合わせて、見ている人達が花火の魅力を最大限感じられるプログラムを作り上げる技術も特長の一つです。 各地の花火競技大会でも活躍しており、第91回全国花火競技大会「大曲の花火」創造花火の部において最優秀賞などの成績を残しています。 興行的に指名される花火企業を長期的に目指し、各地の花火大会主催者様への提案も積極的に行っており、安全第一とし皆様により喜ばれる花火大会を創ってゆく…、その信念を忘れず花火づくりに邁進しております。 花火愛好家には同社の花火を目当てに遠方まで足を運ぶファンも多く、日本を代表する煙火店のひとつと言えます。
大正5年(1916年)山形県酒田市にて創業し、現在では山形県内における唯一の花火製造会社である安藤煙火店は山形県内の花火大会を中心に活躍しています。最大二尺(20号)玉までの製造を行っており毎年8月初旬に開催されてきた酒田花火ショーにおいては横幅約1,600mという国内最大級のスケールで繰り広げられるスターマインの中で二尺玉の3カ所同時打ちを披露しています。 また2022年から、酒田花火ショーは二尺玉の競技大会へと生まれ変わる予定であり、その中心を担う花火会社としても注目されています。 製造している花火は、サイズの小さい玉から大きい玉まで基本に忠実で星のクオリティ、開いた時の丸さなどその美しさに定評があります。 全国各地で開催されている芸術花火シリーズにも参加しており、発色が良く整った花火玉は、各地で開催される芸術花火シリーズでも見ることができます。 若いメンバーを中心に安全を最優先としながら、新たな花火玉の製作にも積極的に取り組んでおり、また、赤川花火大会(山形県)や酒田花火ショー(2022年より二尺玉花火競技大会へ転換予定)など近年勢いがある花火大会開催地域の煙火店として今後が非常に楽しみな煙火店の一つであると言えます。
堀米の青はすっきりとしていて奥深い。誰にも負けない「青」。 昔から茨城の花火職人にとって、堀米の青は真似することのできない独特の輝きを持っていました。家族で経営する小さな花火工場ながら、大曲の花火や土浦の花火に長年出品し続けており、その技術力の高さには花火愛好家から定評がある。 堀米煙火の得意技といえば、やはりパラシュートで星を釣る「釣り星」と言われる独特の技術だろう。 中心にパラシュートで紅色に輝く星を釣り、光を放ちながら上空を漂う姿はまさに幻想そのもの。爆発力に耐え、しっかりと機能するパラシュートの開発には相当の労力を費やしたという。 さらには紅星が醸し出す「煙」をうまく紅星が照らす、という情景さえも織り込んで煙量と星の彩度を調整しているというから驚きだ。 近年発表した作品は「蒼海に花あかり」。すべて青色で統一した八重芯に八方咲の菊をあしらい、さらに釣り星を加えた堀米煙火を象徴すべき逸品で、これが全国の花火ファンを唸らせました。近年では音楽花火にも力を入れており、常総きぬ川花火大会、とりで利根川大花火、土浦の花火などでも独特のタイミングで構成されるミュージックスターマインが楽しめます。今後パラシュート花火、そして独特の「蒼」をどのように進化させていくか非常に楽しみです。
所在地: 茨城県水戸市新原1-3-37
明治8年創業。水戸市にある言わずと知れた茨城県の老舗花火会社である野村花火工業は、特に未踏の時代に「五重芯」を完成させたことで一躍有名になりました。社長の野村陽一氏は、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀で特集されるなど全国的に名の知れた有名花火師であり、その花火造りへのこだわりと情熱からなる名作の数々は他の追随を許しません。土浦や大曲の花火競技大会では数多くの内閣総理大臣賞などを受賞しています。丸く、美しく、綺麗に咲いて、綺麗に消える。これが野村花火の信念ともいえるでしょう。 「野村ブルー」と評される独特の青色は、その落ち着いた色合いが何とも言えない風情を醸し出すのが特徴です。野村花火工業は、次々と世に新作を出し日本の花火業界を牽引してきました。「光の花束」と題したパステル八方咲を2000年代に出品したのを皮切りに、今や花火業界のトレンドとなっている色変化を多用した「幻想イルミネーション」「光の波紋」「むすんでひらいて」「光の旋律」、八重芯に細かい八方咲を加えた「きらきら万華鏡」など野村ブルーを基調としつつも新しさを兼ね備えたグラデーション系新作花火の数々は、その繊細さと発色、玉全体のフォルムのどれをとっても「圧巻」の一言です。土浦の花火では「きらめく星の世界へ」「夜空の大運動会」「今宵はHANABIでパーティー」など、花火通なら誰でも知っている歴史に残る名スターマインを披露。 近年では音楽に花火をただリンクさせるだけにとどまらず、花火が開花してからの色変化や星の動きなども音楽に同期させるのが野村花火の真骨頂と言えるでしょう。「花火を見ているときは心の洗濯ができる」という社長のもと生み出される花火の数々。「役者と脚本、花火と演出力の両方があってこそ」と演出を手掛ける花火師のもとで繰り出される野村花火ワールドの数々に今後も目が離せません。
所在地: 茨城県つくば市泊崎539-1
山崎煙火製造所は、茨城県つくば市にある明治36年創業の伝統ある花火会社です。 現在の山﨑智弘社長は4代目。若手のエースとして日本の花火業界を牽引しています。 もともとは農業の傍ら昼花火の製作を手掛けていましたが、その後事業を拡大。現会長の山﨑芳男氏が現在の会社の礎を築きました。 伝統的な割物花火における技術力は日本有数とされ、八重芯・三重芯といった多重芯物の完成度は非常に高く、高難易度とされる四重芯・五重芯にも積極的に挑戦し、その安定したフォルムに技術力の高さを伺い知ることができます。 山﨑煙火の代名詞といわれるのが「銀点滅」です。独特のすっきりとした銀の発色と点滅のキレ味は日本一と言っても過言ではありません。 近年はその点滅系の技術を生かし、パステル系の点滅や高難易度とされる青点滅にも積極的に挑戦し好評を得ています。 ここ数年は五度色が変化する「五化牡丹」、ピンクと青色が交互に数回変化する「青ピンク交互牡丹」など、独特の色変化を醸し出す星づくりにもチャレンジし、今年も変化星を応用した新作星を製作中とのこと。ますます期待が高まります。 創造花火では第84回全国花火競技大会「大曲の花火」で優勝した「クリスマスツリー」をはじめ、最近では「南国パイナップル」といった立体型物、さらには千輪物の創作尺玉も次々と新作を編み出しており今後の展開に目が離せません。 常総きぬ川花火大会・いなしき夏祭り花火大会・さかい利根川花火大会・とりで利根川大花火・ちくせい花火大会・幕張ビーチ花火フェスタといった大型花火大会の企画・演出・打上を行っており、若手社員を中心とした演出メンバーが構成するミュージックスターマインのセンスの良さは見る人の心を惹きつけます。今年も山﨑煙火製造所の進化に期待度大です。
所在地: 山梨県西八代郡市川三郷町市川大門74
明治34年(1901年)山梨県西八代郡市川三郷町市川大門にて創業。江戸時代は甲州の市川、常州の水戸、三州の岡崎と「日本三大花火」の一つに数えられました。甲州花火の元祖としてその技術を代々継承し、一つ一つ手作りで仕上げる「花火」を今も変わらず作り続けています。 その代々継承してきた技術を基に、新たな配色の花火を実現させるため、試行錯誤を繰り返し、2012年に代表作である「聖礼花」を完成させました。聖礼花の水色は清らかさ、ピンク色は愛情、レモン色は幸せを、中心には細かい白点滅星を使用し、3人の天使が愛する二人を祝福するシーンを花火で表現しています。 虹色の変化にとことんこだわり抜いた作品です花火を通じて、人々に幸せを運ぶ、幸せ色の花火を今後も作り続けていきます。 2013年に「虹色のグラデーション」を発表、「丸い虹を見てみたい」という思いから製作し、聖礼花と共に代表する作品に。 大きな花火大会に注目が集まる中で、昔から日本各地で親しまれている地域の花火大会が少なくなってしまうことを懸念しており、2019年に花火店をはじめ花火大会に携わるさまざまな業種、人を集めて「一般社団法人 日本のはなび振興協会」を起ち上げました。 「日本の花火の振興、そして花火大会が行われている地域の振興に取り組んでいこうと動き出しました。全国各地の花火大会を紹介する『はなびカード』を作成中。カードを求めて多くの人が各地の花火大会に足を運び、その地域で観光や宿泊も楽しんでもらえるような取り組みを仕掛けていきたいと思います。
2024/12/7(土)
札幌市
大倉山ジャンプ競技場
2024/12/21(土)
愛知県名古屋市
名古屋港ガーデンふ頭
佐伯市
池船スポーツ公園
1899年(明治32年)秋田県大仙市神宮寺に創業し、120有余年の歴史を持つ花火メーカーです。夜空に文字や絵を描く「キャラクター花火」の発表は、花火大会に多くの歓声と笑顔をもたらし、内閣総理大臣賞や経済産業大臣賞を始めとする数々の賞が与えられています。 近年は、万華鏡のような"八方咲き"の美しさに心が躍るような花火や、透明感あふれるパステルカラーが、突き抜けるような爽やさを醸し出し、上品な色彩と華麗な造形美に息をのむ。その美しさを存分に活かし、空間デザインのセンスが抜群で、花火という枠を飛び越えた空間芸術へと誘う。 また、情景を大切にする創造花火や、音楽と調和するワイドスターマインは、そのエンターティメント性の域に留まらず、芸術の域を目指して、打ち揚げられています。 伝えるべき想いと、進化する技術、そして支えて下さる地域の方々やご覧 いただく観客の皆様の「幸福実感」に貢献すべく、安全に美しく邁進してまいります。
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