堀米ブルー

筑北火工 堀米煙火店

堀米の青はすっきりとしていて奥深い。誰にも負けない「青」。
昔から茨城の花火職人にとって、堀米の青は真似することのできない独特の輝きを持っていました。家族で経営する小さな花火工場ながら、大曲の花火や土浦の花火に長年出品し続けており、その技術力の高さには花火愛好家から定評がある。

堀米煙火の得意技といえば、やはりパラシュートで星を釣る「釣り星」と言われる独特の技術だろう。
中心にパラシュートで紅色に輝く星を釣り、光を放ちながら上空を漂う姿はまさに幻想そのもの。爆発力に耐え、しっかりと機能するパラシュートの開発には相当の労力を費やしたという。
さらには紅星が醸し出す「煙」をうまく紅星が照らす、という情景さえも織り込んで煙量と星の彩度を調整しているというから驚きだ。

近年発表した作品は「蒼海に花あかり」。すべて青色で統一した八重芯に八方咲の菊をあしらい、さらに釣り星を加えた堀米煙火を象徴すべき逸品で、これが全国の花火ファンを唸らせました。近年では音楽花火にも力を入れており、常総きぬ川花火大会、とりで利根川大花火、土浦の花火などでも独特のタイミングで構成されるミュージックスターマインが楽しめます。今後パラシュート花火、そして独特の「蒼」をどのように進化させていくか非常に楽しみです。
会社名 筑北火工 堀米煙火店
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